先日、今治市教育委員会による学校経営アドバイザー訪問がありました。
学校経営アドバイザーや指導主事の先生方3名をお迎えし、各学年の授業を参観していただきました。
良かった点として、児童一人一人に活躍の場がある、ペアやグループによる協働学習が効果的である、教師が自信を持って指導していることなどが挙げられました。
今後、更に力を入れてほしいこととして、全ての児童が学校で楽しかったことや嬉しかったことなどの「おみやげ」を持ち帰れるようにすること、それらを計画的に進められるようにカリキュラムを工夫すること、少人数ならではのより効果的な指導の在り方を工夫することなどの助言をいただきました。
授業参観後には、学校経営に関する御指導がありました。
地域と密接に連携し、人権意識を高く保ちながら、児童一人一人に寄り添った教育を推進するよう指導していただきました。
今後の授業や学校運営に生かしていきます。






5年生は、坊ちゃん劇場に観劇に行きました。
初めての劇の迫力に子どもたちも圧倒されていました。
2時間という長い時間でしたが、子どもたちはあっという間だったと言っていました。
それだけ劇に夢中になっていたのだと思います。
子どもたちの真後ろで、役者さんが殺陣をしていたり、素敵な歌声を聞いたりして心に残ったのではないかと思います。
このような素敵な体験をすることは、児童の将来の可能性にきっかけを与えるものだと感じました。
これからもこういった機会を大切にしていきたいと思います。




1・2年生は、図画工作科「音づくりフレンズ」で、オリジナルの楽器作りをしています。
児童は、事前に自分の作りたい楽器を想像しながら、様々な材料を家庭から持ち寄りました。
そして、「音と見た目にこだわろう」という目標に向け、たくさんのアイデアを出して意欲的に制作していました。
ギター、ウッドブロック、ドラム、マラカス、ギロなど、見た目も音も楽し気な楽器ができ上がっていきました。
すてきな楽器が完成したら、音楽会が開けそうです。




3年生は、来年の1月に予定されている亀岡地区文化祭(兼学習発表会)を盛り上げるために、どうすればよいかを話し合いました。
まず、「みんなが笑顔になる文化祭」にしたいという目標を決めました。
次に、自分たちにできることとして、招待状や会場装飾の作成、校歌や「ふるさと(亀岡小バージョン)」の合唱など、地域の人に楽しんでもらう工夫を考えました。 自分たちで司会や記録もしながら、良い話合いができました。


4年生は、社会科で通潤橋を学習しました。当時の世の中の課題や人々の願いを知り、橋を作るまでの苦労や工夫、橋ができてからの生活の変化について学びます。
今回は、「どのようにして石の管をつなげたのか」という学習目標について、教科書や資料を基に考えました。
4年生は、黒板に実物大の絵を書いたり、通潤橋を造る過程の動画を見たりしながら、理解を深めていきました。


前回に引き続き、今治市防災士会の方や地域の防災士さん、社会福祉協議会の方を講師にお招きして、防災学習を行いました。
まず、前回の学習後に各家庭で話し合ったことについて、グループ内で発表しました。「寝室の安全対策」「避難生活の備え」「自力で避難できない人への対応」などについて、課題や効果的な方法が出されました。
次に、非常持ち出し品や家庭内備蓄について学びました。ポイントは「『あれば便利な物』より『無ければ困る物』を備える」です。特に、枕元に懐中電灯、靴、スマホ、軍手、鍵などをまとめて置いておくと、いざというときに慌てなくて済みます。
最後に、応急手当の方法を学びました。大災害が起きたときは病院も大変な状況になるので、軽傷者は自力で手当できるようにすることが必要です。そこで、止血や傷の手当の仕方を実習しました。ハンカチやタオル、ビニール袋、ラップなど、身近なものを使ってできる応急手当の方法は、とても参考になりました。
次回は、小学生としてできることを考えていきます。




5年生が、親子活動で「いりこ飯」を作りました。
お家の方が、代々受け継いできたレシピに従って、前日に下準備をしてくれていました。
そして当日、5年生が心を込めて調理していきます。
仕上がりが近くなると、調理室や廊下にも食欲をそそるようないい香りが漂ってきました。
でき上がった「いりこ飯」は、小さめのおにぎりにして、全校児童と教職員にふるまわれました。
まさに伝統の味で、とてもおいしかったです。
最後に、秘伝のレシピを紹介しますので、ご家庭でも作ってみてください。
・米(1升)
・しょうゆ(200cc)
・あげ(2袋を細かくくだいておく)
・いりこ(前日に、頭と内臓を取り除いて細かくくだき、酒につけておく)
①お米を炊く。
②フライパンに、いりこ、醤油、あげを入れる。
③しっかり水分がとぶまで煮詰める。
④炊けたご飯に混ぜる。
⑤おにぎりにする。




人権参観日の後半は、人権講演会がありました。
講師は、落語家の笑福亭学光(がっこ)さんです。学光さんは、落語やお笑いを通して様々な社会貢献活動に取り組まれていらっしゃいます。
演題は、「笑いでコミュニケーションづくり~知らなかったではダメ~」です。小学1年生から大人まで幅広い年代の聴衆を前にして、楽しい雰囲気でお話を進められました。
落語の基本的な道具や演じ方などを教えてくださる中で、児童にも高座で演じる機会を作っていただき、貴重な体験ができました。
誰でも知らないうちに決めつけや思い込みに陥りがちなので、相手のことをよく知り正しく理解した上で接することが大事だと伝えてくださりました。




5・6年生「言葉の研修会」の発表では、何気なく使っている言葉や深く考えずにとった行動が、相手を傷つけていないかを振り返りました。
「支え合う言葉」「助け合う言葉」をできるだけ使うこと、自分にとっては平気に思える言葉でも相手によっては嫌な気持ちにさせてしまうことがあるので気を付けることなどを伝えました。
そして、「相手をよく見る」「相手をよく知る」「相手を楽しい気持ちにさせる」ことを意識して行動することが大切だとまとめました。





3・4年生「みんなにやさしい町」の発表では、いろいろな障害や不自由がある方に対して、その方の不便さを正しく理解して、環境を整えたり手助けしたりすることで、みんなが暮らしやすい町になると伝えました。
車椅子を利用している方や白杖を持っている方に、どんな声掛けをしたりどのように介助したりするとよいかが、よく分かりました。






11月25日は、人権参観日でした。
前半は、人権集会「えがお にじいろ 集会」がありました。
1年生「こころはっぱ」の発表では、さみしい心の色がうれしい心の色に変わるよう、友達との関わり方について一人一人が目標を披露しました。



2年生「わたしの名前、みんなの名前」の発表では、自分の名前の意味を知ることで自分を大切にし、友達一人一人の名前を大切にすることで互いを認め合うことが大事だと伝えました。


